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24時間患者さんを見守る病院の病棟看護師さんにとって、勤務状況は大きな問題です。日勤のみや夜勤専従という看護師さんもいますが、多くは2交代もしくは3交代といったシフトではないでしょうか?看護師さんのシフトの大半を占める「2交代」と「3交代」はどちらがいいのか?どちらにもメリット・デメリットがあり、看護師さんの性格や生活リズムといった個人的事情もあり、一概にどちらが良いとは言えません。今回は、看護師さんにとって悩ましい問題とも言える「2交代制」or「3交代制」という正解のない問題について考えてみました。「2交代制」と「3交代制」、それぞれのメリット・デメリットを挙げた上で、どちらのシフトを選ぶのかのポイントを紹介します。
実際の勤務時間などは各病院で少しずつ違いますが、代表的な例は上のような時間帯での勤務になります。
東京都立墨東病院のホームページで紹介されている、2交代制の勤務例です。
夜勤明けの日と、翌日が休みになるシフトが多いようです。夜勤の勤務時間は長くなりますが、休みが多くなるといった特徴があります。・メリット
2交代制の一番のメリットは、休日が多く取れ、連続して休むことも難しくないことです。次に勤務までしっかり休むことができるので、体調を整えやすく体への負担が少なくて済むようです。また、シフトが「日勤」と「夜勤」の2通りしかないので生活のリズムが乱れにくいというメリットがあります。深夜手当が付くこともうれしいポイントです。・デメリット
何と言っても夜勤の勤務時間が長いのが、最大のデメリットです。2交代制の「夜勤」は、休憩や仮眠があるとはいえ、多くが16時間勤務です。残業も多く、体力的にも精神的にもキツイというのが、2交代制夜勤の特徴です。また、勤務時間の長さは集中力を維持するのが難しいというデメリットもあります。・メリット
3交代制の場合、1回の勤務時間が短いので、集中力を切らさず仕事ができます。また、体力的にも精神的にも負担が少なく、残業も少ないようです。さらに、2交代制と比べると休みが短い間隔で来るのでリフレッシュしやすいと感じる人も多いようです。・デメリット
休日の間隔は短いものの、実際の休みは2交代制よりも少なく、連休も取りづらいのがデメリットです。シフトが3通りあることで、生活のリズムが乱れやすく、体調管理が難しい面もあります。また、準夜勤の際の帰宅と深夜勤の出勤が深夜になってしまうのもデメリットです。看護求人ガイドは、アスカグループの運営する転職をお考えの看護師のための求人サイトです。看護師さん向け求人を中心に、「こだわり条件で選ぶ求人システム」「看護師さん向け情報」など、看護業界にまつわる情報をわかりやすくご紹介しています。看護師の求人以外にも多彩な情報を随時掲載しています。これから看護師の仕事を目指す方、現在看護師として活躍中で転職希望の方、など様々な方をサポートします。当サイトのサービス、機能、求人・転職情報は全て無料。看護求人ガイドは看護師さんを中心とした看護の専門求人サイトです。みなさんの転職・就職活動に、ぜひ看護求人ガイドをご利用ください。