看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。
看護学校に受ける際に必ずと言っていいほどあるのが「面接」ですよね。「面接対策はどうすればいいの~」と不安になる人もいると思います。試験前の準備から質問されることまで、教えちゃいます!これで面接のポイントを押さえていきましょう!
・言葉遣い
就職するうえでは敬語が基本です。普段から敬語を使えるようにしておきましょう。・言い回し
例えば、両親のことをパパ・ママ・お父さん・お母さんというのではなく、父・母といった、第三者に説明するための言い方があります。普段はあまり使わないかもしれないので難しいかもしれません。試験前にたくさん練習しておくと本番でも安心です。・自分の癖
知らず知らずに、・考えるときに目線が上を向く
・目線がきょろきょろする
・語尾が上がる話し方
・唇をかむ
・人と話してるともぞもぞする、落ち着きがない
・髪を触る
・貧乏ゆすりをする
このようにしている人はいませんか?そんな癖も、面接官は見て気にしています。面接練習で見つけ、直していきましょう。家では鏡の前でじっと自分の目か眉間をみれるようになるといいですね。・しわはないか
・ほこりはついてないか
・スーツは紺や黒の落ち着いている色か
・(男性は)ネクタイを締めているか。色は派手ではないか
・アクセサリーはつけていないか
・メイクは派手ではないか
・ジャケットのポケットについているフラップ(ふた)は入れているか
・ひげはきれいに剃っているか
・爪は短く切っているか
※フラップは日本語では雨蓋といい、外出時のほこりや雨から守る役割があります。なので、外ではフラップを出し、室内ではしまうのがマナーとなっています。・どうして看護師を目指そうと思ったのか。
必ずと言っていいほど聞かれるのがこれです。面接官は、なぜあなたが他の職業ではなく、看護師を選んだのかを聞くためにこの質問をします。看護学校に入学はつまり、看護師への道を決めたという意思表示にもなるので、その意思が確かなのだということを伝えれば良いですね。・どうしてその学校を選んだのか。
これも、ほとんどの学校では聞かれます。ほかの学校ではなく、その学校でなければならない理由を学校の特徴や学校説明会等で感じたことを踏まえて言えるといいですね。・経済面は大丈夫か。
これは学生・社会人を問わない質問ですね。あなたがどれだけ学業に打ち込むことができるかを見ています。学校はもちろん、ちゃんと卒業できる人を合格させたいからです。保護者や奨学金からの支援を考えている人はその旨を伝えましょう。・学校までの距離・通学時間はどれくらいか。
あなたが学校まで無理なく通うことができるかを見ています。どこに住むのか、だれと住むのかも事前に決めておくと良いかもしれませんね。・友人からどう思われているのか。友人との関係で、あなたはどういう存在なのか。
自分を客観視できるか、社交性があるかを判断しています。看護は近年チーム医療と主張するほど他者とのかかわりを重要視しています。事前に自分を客観視したり、友達から聞いてみるといいと思います。・趣味はあるか。ストレス発散法はあるか。
人によってどこでストレスを感じるかは様々ですが、ストレスをためてしまうと学業にも影響が出ることがあります。それを防ぐために、あなたがストレスを管理できるかを見ています。普段のストレス発散法を伝えるといいと思います。・最近の気になるニュースは何か。~(社会問題)についてどう思うか。
社会に対して目を向けることができているか、質問されたことに対して自分なりの意見を持つことができているかを見ています。普段からニュースに目を向け、自分なりの意見を持つとよいでしょう。・遅刻・欠席回数とその理由。
なぜ学業に支障をきたしてしまったのか、入学後にも学業に影響が出てしまうのではないかを見ています。健康管理や事情があれば伝え、ポジティブな言い方ができると良いですね。・得意な科目・苦手な科目は何か。
得意不得意は誰にでもありますが、入学後もどう対処できるのかを見ています。実際に自分が対処していること、苦手科目に対する姿勢をポジティブに伝えることができれば良いと思います。・なぜ元職ではなく、看護師の道を進もうと思ったのか。
何度も転職している場合は特に質問されます。すぐに辞めず、卒業できるかどうかを見ています。元職を辞めた理由、看護師を目指そうと思った理由を関連付けて説明できるといいですね。・家族はどう思っているか。
ご家族をもっている場合、家庭と学業の両立をしていかなければいけないので、両立ができるか、学業がおろそかにならないかを見ています。ご家族と相談し、あなたも両立できるように協力してもらうようにしておくと良いと思います。・違う年代の人と一緒のクラスになることについて。
クラスにうまく溶け込めるか、辛くてストレスがたまらないか、コミュニケーションをとれるかを見ています。どのようにかかわっていきたいのか、学べることなどを伝えると良いと思います。・今までの職歴から看護に活かせることは何か。
これまでの経験から学んだこと、大切にしていることを見ています。経験はあなたを形作るものなのでそれが看護で生きるか、周りにどういった影響が起きるかを説明できるといいですね。・お子さんがいるが、実習などの休めない時はどうするのか。お子さんが体調不良時の対応。
学業に専念できるかを見ています。事前に家族と相談して取り決めておくと良いと思います。事前準備はやればやるほど、本番の安心感が違います。また、予想していなかったことにもその場で考え、答えることができるようになります。面接官がどの視点で受験者を見ているのかが分かると、自分なりの答え方を考えることができますよね。余裕を持った準備で、本番に備えましょう!
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