看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。
医療現場でテキパキと働く、看護師の仕事に憧れるかたは多いのではないでしょうか。最近では、男性看護師も多く活躍するようになり、かつての女性の仕事、というイメージはなくなりつつあります。また、30代から看護師の資格取得を目指す人も増えてきました。ここでは、看護師の仕事内容や、就職するまでの道のりについてご紹介します。
看護師になるには、国家試験合格が必要ですが、国家試験を受けるためには看護専門学校や大学、短期大学などで専門的な分野の勉強を行わなければなりません。
看護士は、男性の看護師を表す言葉として用いられてきました。この看護士という名称が生まれたのは、1968年に改定された保健婦助産婦看護婦法によるものでした。それ以降、2002年の法改定までは、女性を看護婦、男性を看護士と呼んでいたんですね。
また、3年制の看護師学校などを卒業しても看護師の国家試験受験資格を得ることができます。中学校を卒業する時点で看護師をめざしたいかたは、高等学校5年一貫教育コースによって受験資格を得ることも可能です。
看護師の国家試験は、毎年1回行われます。平成29年度の試験では、全国11か所に試験会場が設けられました。合格率は、88.5%と、比較的高い数字です。なお、2年制の学校では准看護師の資格のための勉強ができましたが、現在、准看護師は廃止の方向で検討されているため、あまりおすすめできません。
3年の学校でも正看護師の国家試験受験資格がもらえるため、早く就職したいかたは3年の学校を探してみましょう。
看護師の仕事を目指す人は、高校を卒業したばかりの人だけではなく、30代の受験生も多くなりつつあります。資格を得られると、安定した職場で働けたり、ある程度収入面も安定するため、注目を集めています。
転職を考えているかたも、勉強して看護師を目指してみませんか?看護学校などでは、カリキュラムの中に実習があります。福祉施設や病院での実習を通して、学べることはたくさんあり、職場の雰囲気や看護師の仕事内容をしっかりと把握することができます。
実際、女性の平均収入と比較すると、看護師の給料は高いです。
それでは、初任給はいくらぐらいでしょうか。看護師の初任給の平均は、手当込みで約20万円程度です。この初任給は、わずかながら毎年増加傾向にあります。看護師の初任給は、地域や学歴、病院の規模で差が出にくいため、職場によって大きく変わる、ということはあまりありません。
特に、国立病院では全国の給与水準が一律となっています。そのため、都会や地方とで比較しても、あまり差はありません。勤務形態により、夜勤がある人とそうでない人を比べると、多少差は出てくるでしょう。
いかがでしたか?看護師として働くまでの道のりについて、ご紹介しました。看護師は、もはや女性がメインの仕事ではなく、男性の仕事でもあります。医療に携わりたいと考えているかたは、国家試験目指して頑張ってくださいね!
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