看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。
公務員と言えば、お給料が良くて待遇が良さそうなイメージがあります。同じ職業でも、公務員と民間企業にお勤めの人ではいろいろ違ったりします。看護師さんもまた然りです。今回は公務員看護師について紹介します。看護師として現役で活躍中の人から、ナース予備軍の看護学生さんまで、公務員看護師の記事、チェックしてみてください。
そして、看護師として勤務するには病院などの医療施設や、老人ホームやデイケアセンターなどの福祉施設に就職することが必要です。公務員看護師も同じです。就職を希望する施設の就職選考に合格すれば公務員看護師になれます。
ちょっと意外ですが、公務員試験を受ける必要はないのです。公務員は大きく分けると、国家公務員と地方公務員とに分かれます。
勤務する施設が都道府県や市町村といった自治体が運営する施設で働く看護師さんは地方公務員です。
一方、国家公務員はやや特殊です。国立ハンセン病療養所に勤務するか、自衛隊看護師となるか厚生労働省の看護系技官になるかといった限られた選択肢しかありません。
・公立の医療施設
県立病院や市立病院といった自治体が運営する医療施設
・保健所や保健センター
市町村ごとに都道府県が設置する施設
・地域包括センターや公立の福祉施設
保育園や幼稚園、その他の福祉施設
・公立の看護師養成施設
自治体運営の大学や短期大学、専門学校
・国立ハンセン病療養所
全国に13ケ所ある厚生労働省管轄の療養所
・自衛隊
防衛医科大学看護学科卒がほとんど
・厚生労働省
看護行政に携わる技術系技官
ちなみに、旧国立病院の「独立法人国立病院機構」で働く看護師さんは国家公務員ではありません。
給料や福利厚生といった待遇は国家公務員並みですが、準公務員という立場になります。
収入
年齢や勤務する施設によっても違いますが、民間病院で働く看護師さんと公務員看護師さんの年収は50万円~80万円ほども違うようです。休日 ・福利厚生
公立の医療施設は休日が多く、有給や産休・育休などもしっかり取れますし、勤務時間や夜勤なども法で定められた時間を厳守するので働き易いと言えます。安定性
統廃合などで勤務する施設が無くなるという可能性もゼロではありませんが、民間企業と違って業績不振で倒産といったリスクはありませんから安定性は高いようです。また、業績などに関係なく昇給していくので収入も安定して増えていきます。都立病院を結婚退職し、民間病院に復職した40代看護師さんのお話お給料もやはり違うし、何より残業が少ない!同期でずっと働いている人はそろそろ恩給も確定するし、順調に昇給しているようでうらやましい。また、施設が古いところも多く最新鋭の設備を備えているといった施設は少ないようです。
大学病院から公立病院に転職した看護師さんのお話体制が古くてなかなか変えることができず、縦社会で看護師の立場が低く雑用が多いと大学病院から転職して感じています。
効率が悪いです。
それでも、一般職の方と比べて高給の看護師の中でもさらに高収入なのはかなり魅力です。
転職を考えている現役ナースの方や、これから医療の現場へ入職を予定している看護学生さんまで、公立看護師を目指してみてはいかがでしょうか?
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