看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。
大変な職業について、ネガティブなワードとして昔から言われていたのが3K、「キツイ」「汚い」「危険」です。建設業界や清掃業などがよく例に挙げられますが、女性の職種で3Kの代表のように言われるのが看護師です。今回は、この「看護師=3K説」についてリサーチしました。なぜ看護師は3Kと言われるのか?新しい3Kや、6K・9Kとも言われる新しい解釈も紹介します。
他にも清掃業界やテレビ局のAD、保育士・幼稚園教諭などが挙げられます。
これらの職種は、従来から言われるきつい・汚い・危険の3Kです。
最近では、最先端の仕事ともいえる「IT業界」も3Kだと言われています。
システムエンジニア(SE)を指して「IT土木」と言われることもあるようです。
そんなIT業界での3Kは、新3Kとも言われるきつい(厳しい)・帰れない(きりがない)・給料が安いです。
従来の3Kは、肉体労働、つまりブルーカラーと呼ばれる職種がそうでしたが、新3Kはホワイトカラーの職業を指しています。
①きつい…体力的・精神的、両方の面できつい
②汚い…医療の現場では当たり前かも?
③危険…感染症のリスクは本当に怖い
④(規則が)厳しい…ミスが許されない職場、上司や先輩、医師からのパワハラ
⑤婚期を逃す…肉体的にも精神的にも追い詰められ、女性の魅力が半減
⑥給料が安い…低収入ではないけれど、仕事の大変さに見合った額とは言えない
⑦休暇が少ない…人手不足で有給休暇なんて取れる雰囲気ではない
⑧化粧ノリが悪い…夜勤・長時間労働・休みなし、お肌だって荒れます
⑨薬に頼る…精神安定剤や睡眠導入剤、飲まないと眠れない
もちろん職場によっては、「ウチはそんなことない」という施設もあるでしょう。それでも、「わかる!」「そうそう!」という人は多いのではないでしょうか?少子化の関係で、大学や専門学校が生徒の確保に苦労していますが、看護系の大学や短大・専門学校には生徒が集まっています。しかも、看護学部や看護学科を新設する大学や専門学校がまだまだ増えている状況です。
一般社団法人・日本看護系大学協議会の調査によると、看護学科・看護学部のある大学は、平成3年にはわずか11校であったのに対し、平成30年には263校にも増加しています。
出典:看護大学の現状と課題
3Kと言われながらも、魅力的な職業だということです。・感謝…周囲に感謝の気持ちを持つ
・関心…人や物事に関心を持つ
・共有…気付いたことを周囲と共有する
つらいこと厳しいこともありますが、夢を持って始めた、志望した「看護師」という道をまっすぐ進んでいきましょう!
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