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皆さんは自衛隊にも看護師がいることをご存知ですか?あまり耳にしないかもしれませんが、日本を守っている重要な役割があります。今回はその自衛隊看護師の実態についてご紹介します。
自衛隊看護師に興味を持った方もいると思います。ここではどうやったら自衛隊看護師になれるのかを説明します。
平成26年度に防衛医科大学校に4年制の「看護学科」が新設されました。ここでも2つにコースが分かれています。
防衛医科大学校看護師養成課程(自衛官候補看護学生)は、保健師・看護師である幹部自衛官となるべき者を育成するコースです。4年間の教育を受け保健師・看護師の国家資格の取得を目指します。免許取得後は、陸・海・空各幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官に必要な知識と技能を学びながら、幹部としての資質を養います。その後、自衛隊看護師として全国の自衛隊病院や衛生科部隊等で勤務し、実務経験を積んでいきます。
抜粋:防衛医科大学校
防衛医科大学校看護学科(技官コース)は、防衛医科大学校病院に勤務する保健師・看護師である技官を養成します。
抜粋:防衛医科大学校
4年間の教育を受け保健師、看護師の国家資格の取得を目指します。免許取得後は防衛医科大学校病院に保健師資格を有する看護師として勤務します。
自衛隊に入隊すると、各部隊に配属されます。その後、中から准看護師を目指す方に選抜試験があり、合格することによって准看護師養成施設で学ぶことができるようです。自衛隊としての給料を頂きながら准看護師の勉強をすることができるようです。
これは、すでに看護師免許を取得している方が対象となります。看護師免許を取得後、 陸上自衛官(看護)募集もしくはに応募し合格する必要があります。合格後は自衛官としての教育が約5週間あり、その後各病院等に転任されるようです。ただし、募集は毎年あるわけではありません。気になる方は地方協力本部で確認が可能です。
防衛医科大学の学生は学びながら手当を受け取ることができます。また、自衛隊看護師の給与は階級、勤続年数などにより変わります。医療職俸給表の適用です。入隊当初の年収は300~350万程度、平均は400~450万程度となるようです。国家公務員として給与は安定していると考えられます。また、自衛隊の営舎内で暮らす自衛官は、宿舎を無料で借りられる他にも光熱費や食事代などを支給・貸与してもらうことができるなど、福利厚生も充実していると言えます。
いかがでしたでしょうか。迷彩柄の天使。身近で目にすることはなかなかないとは思いますが、見えずとも日本を守っています。興味を持たれた方は目指してみてもいいかもしれませんね。
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