看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。
皆さんは、夜勤専従という働き方を知っていますか?求人を探す際に高時給、高月収だと思ったら”夜勤専従”という言葉がよく見かけると思います。ではなぜ、高時給、高月収なのか紹介していきます。
夜勤中の業務としては、検温、患者の体位変換、おむつ交換、眠れない患者へのケアなどです。
夜勤専従看護師は人によりますが、2交代制の夜勤の場合月に9~10回入るようです。(11回も入ることはあまりないようです。)
雇用形態は正社員から非正規雇用があります。つまり、出勤回数が少なくて済み、雇用形態に幅があるのは夜勤専従ならではです。
時給であれば2000円~2500円程度です。2交代制の場合の夜勤勤務時間を16時間と考えると、1回あたりはおよそ32,000円~40,000円となります。一回当たりの日当であれば、30,000円~35,000円程度が相場のようです。つまり、1か月に10回入ると月給30万以上が見込まれます。
看護師の平均労働時間は160時間/月、超過労働時間は7時間/月、出勤日数は20日/月です。一方、夜勤専従看護師の平均労働時間は144時間/月、超過労働はなく、出勤日数は9日/月です。こう見ると、夜勤専従看護師のほうが効率的に勤務できているようですね。また、出勤日数が少なくて済むので、自身のワークライフバランスを調整するのに適しています。
先ほど提示した金額のように、夜間専従の看護師の給与は高めに設定されています。それは日中ではなく夜間の仕事なので、日勤は6~7名で夜勤は2~3名と勤務人数も少なくなり責任も増えるからです。
また、医師も常にいるわけではないので、看護師としての判断力など、経験が重要となってきます。しかし日勤にたくさん入るより、夜勤で一気に稼ぐことができれば、自由時間も増えます。
自分の好きな時間にシフトを入れられるのはとても魅力的ですし、夜勤専従ならではですよね。
しかし、夜勤看護師は夜勤中の看護を行うことがメインなので、日勤より看護を行うことに特化しています。また、夜間は患者も睡眠しており、かつ夜勤勤務人数が少ないので人間関係が楽であると言えます。
人間は本来昼行性なので、サーカディアンリズム(体内時計)も崩れないとは言えないので、体調が崩れないよう、注意が必要です。
どのような働き方が自分に合っているのかを考える必要がありますね。
夜勤専従看護師は、日勤も行う看護師よりも夜勤回数が多いので、散在してしまうリスクが上がります。夜勤明けのテンションには十分な注意が必要なようです。
いかがでしたでしょうか。
夜勤専従は、夜勤の特徴をよく認識していて経験を積んだ看護師さんや、ワークライフバランスを重要視する看護師さんの転職の選択肢の一つとして、おすすめです。
魅力的でも様々な考慮すべき側面があるので、今一度メリット・デメリットを踏まえて、働き方を考えてみましょう!
看護求人ガイドは、アスカグループの運営する転職をお考えの看護師のための求人サイトです。看護師さん向け求人を中心に、「こだわり条件で選ぶ求人システム」「看護師さん向け情報」など、看護業界にまつわる情報をわかりやすくご紹介しています。看護師の求人以外にも多彩な情報を随時掲載しています。これから看護師の仕事を目指す方、現在看護師として活躍中で転職希望の方、など様々な方をサポートします。当サイトのサービス、機能、求人・転職情報は全て無料。看護求人ガイドは看護師さんを中心とした看護の専門求人サイトです。みなさんの転職・就職活動に、ぜひ看護求人ガイドをご利用ください。